One's Shot

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【トイ・ストーリー4】観てきました!\( 'ω')/

 

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One's Shot管理人のきっしーです\('ω' )/

 

2019/7/12から封切りされた「トイ・ストーリー4」、やっと観てきました( ´∀` )ノ

 

今回はパークとは関係なく『完全ネタバレ』満載のブログになります。

 

まだ見てない!という方は、もう画面を閉じてください(Twitterでブックマークだけでもよろしくお願いします)←

 

 

ちなみに自分は個人のネタバレブログを複数読んだ上で本作を見ましたが、基本的にネタバレを見ても見なくてもその内容を忘れてしまうくらい物覚えが悪いので()、気にしないという方はこの先も読んで楽しんで頂ければと思います( ˇωˇ )

(※大前提で恐縮ですが、良くも悪くも個人の意見です。)

 

 

トイ4は実際に問題作なのか?

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前作であるトイ・ストーリー3で「これ以上の完成はない」とも言われていた同シリーズ。

いま思えば、4の制作開始が発表された(2年前?)時点で既に意見も大きく割れていましたね(--;)

 

 

自分個人としてもトイ・ストーリーシリーズは初作から全て見てきましたし、3以上に何を求めるのか……?という気持ちもありました(;´Д`)

 

とは言え「あのPixarならばきっと素敵で新たなトイ・ストーリーを作ってくれるのではないか……!」という期待感も。

 

 

ただ、今回4を観て改めて自分はPixarのファンであって、トイ・ストーリーシリーズの過激なファンではなかったな、というのを観て強く思いました(^^;

 

なんとなくね。

 

そう。

 

あくまでもなんとなく。

「受け入れられない!」という意見の方とは、なんというか、ベクトルが違いました(^^;

 

内容も結構うろ覚えだったりするし()

 

 

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自分は過去に動画やTwitterでも何度も言っていますが、Pixar作品の中では「WALL・E」が一番好きなんです( ॑꒳ ॑ )

Pixarが日本のスタジオジブ○リに対抗し、初めて「自然」をテーマに描いた作品でもあり、後半からはメッセージ性も強く、気に入ってます( 'ω')/

(興味のある方はDVDのボーナストラックも全部見て欲しい!)

 

話が大きく逸れましたが、ここから先は素人感想文と思って楽しんで頂ければと思います。

 

 

トイ・ストーリーシリーズの魅力・あふれる映像美!

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1995年、世界初のフルCG長編映画が、Pixarトイ・ストーリー(初作)でした。

 

実は今回のトイ・ストーリー4を見る前に、トイ・ストーリー2を2週間ほど前にDVDで鑑賞していましたL(’ω’)┘三└(’ω’)」

(3の放送は見ることが出来ず←)

 

3を飛ばして4を見てしまったものですから、CGによる高解像度が余計に素晴らしい仕上がりに感じました( 'ω')/

(2はニワトリおじさんにウッディが連れ去られる物語です\/)

 

 

今回、4の中で特に映像美に対して印象に残ったシーンは、アンティークショップでのボー・ピープがお気に入りと言っていた『シャンデリア』。

(もちろん他にもあるよ!でも1番綺麗だなって思ったし、普段とは違うオモチャたちの見ている世界の目線になれたシーンだと思った)

 

『CGの域を超えた』という安っぽい感想で大変申し訳ない()

 

このシーンは本物のシャンデリアのように見えたし、近年ではディズニー映画の『ズートピア』でも感じることの出来る解像度の素晴らしさは、過去のトイ・ストーリーシリーズを語る上でも避けては通れない要素だと思います。

 

このシャンデリアのシーンをもう少し掘り下げ(勝手に深読みし)ます。

 

今回の4では特にボー・ピープの"変化"とその"描写"にショックを受けた、という意見をよく見ました。

お淑やかで可憐なイメージ(時には強引❤←)だった1,2から(3では登場しない)、持ち主を必要とせずアクティブで外の世界を生き抜く逞しい女性に変わってしまったのは確かにショックでしたね;;(∩´~`∩);;

(そこがカッコ良い女性像と、芯の強さを描きたかった制作側の思いなのかもしれませんが)

 

しかしこのシャンデリアのシーンで、「やっぱりボーは感受性豊かで素敵な女性なんだ」というギャップを印象づけた深いシーンにも感じました( 'ω')/

 

何年も誰にも引き取られず、お店の棚に飾られる生活を続ける中で、唯一見つけた彼女のお気に入りの場所。

 

オモチャの世界はとても複雑で、ときに残酷でもあるけれど、トイ・ストーリー3では登場することもなく終わってしまったボー・ピープの物語をギュッと凝縮してくれたのがこの「シャンデリア」のシーンなのかなー……なんて。

 

 

ウッディがボーを見つめるとこも、グッとくるものがありましたね( ´-` ).。oO

 

 

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序盤で突然モリーの元から別の持ち主へと貰われて(W○ikipediaでは「知人の男性」)、ウッディーや仲間たちと離れ離れになるシーンをみても、ボーはけっこうサバサバした性格なのかもと思ったりしました( ˇωˇ )

 

オモチャとしては、他の子に貰われることは1度や2度ではないのかもしれない。

 

みんなでRCを助けようと協力していたのに、ボーとの別れはあまりにも突然過ぎて、、、でも散々プロモーションでボーにスポットを当てていたので「途中から戻ってくるんだろうな〜」感はありました( ´⚰︎` )冷めててサーセン

 

 

オモチャ?ゴミ??新キャラクター、フォーキー

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子供って何に興味を示すのか本当に謎ですよね。

 

4でのキーマンとなるのが「先割れスプーン」のフォーキー( ॑꒳ ॑ )

 

フォーキーは「オモチャ」である自覚はなく、ボニーが使い捨ての先割れスプーンと粘土といくつかのパーツで作った「新しいお友達」。

 

自分が子供の頃も、こんなふうに何かを作ったり、一見なんでもないものが宝物のように見えていたのかな、と思うと不思議な感覚でしたね( ºωº )

 

逆にウッディのような特別なオモチャを、序盤でボニーの父親は踏みつけたりするシーンもありました。

なにもウッディを踏みつけるシーンじゃなくてもいいのでは、、、と思いましたが(´・ ・`)

ただ、大人にとって大切なものっていつしか「高額」なものっていう価値観が変わってきてしまうのかなとも感じました。

 

誰かにとって大切なものは、別の誰かにとっては大したものではないのは趣味でもなんでも言えること。。

自分も、知らず知らずのうちになにかを踏みつけたり、誰かにとって大切なものを蔑ろにしていないか考えさせられましたね…( ´ ཫ ` )

 

 

新しいリーダー?バズの成長

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トイ・ストーリー1~3まで共にウッディたちと冒険をしてきたバズ・ライトイヤー、声優さんもこれまでと同じく所ジョージさんが決まって安心でしたね!

(パークでは別の声優さんでしたから...笑)

 

ウッディと同じく「内なる声」を持つキャラクターとしてみんなのサブリーダー的な彼でしたが、今回はちょっと頼りない感じに写ったのが気になりましたね( ˊᵕˋ ;)💦

 

というのも、フォーキーが登場してからウッディと他のオモチャたちとの間で少しずつでしたが小さな溝ができ始め、ウッディのいない間はバズがみんなの指揮を執るという自然な流れなのに、どこか歯切れの悪い感じが目立ちました(^^;

 

3でのスペイン語モードは完全にネタでしたけど(笑)、4は「なんだか頼りない感じ」にも見えてしまったのは、もう一度4を観に行かないとかもしれない、、(笑)

 

 

 

ここだけ許せない!お粗末な展開

ボニーがリュックをアンティークショップに忘れてしまっていたのは随分大胆なストーリーだなと感じてしまいましたが(笑)、思い出すことが出来たのはバズのめちゃくちゃな行動でした(^^;

 

車が出発してしまい、戻るためにオモチャたちも最終手段に出ていたのはコミカルでしたが。

 

あんな反則技をバズに使わせなくても、もう少しなにか出来たんじゃない??とは思いましたね(--;)

 

どうなんだろ。もう1回観たら視点も変わってくるのかな。。(段々もう1回観に行きたくなってきてる)

 

 

ウッディの決断とバズの深い台詞

 

バズ『彼女は大丈夫だ。』

 

 

聞いた最初は、「彼女」=「ボー」のことだと誰もが感じたと思います。

 

「広い外の世界を見てみたい」というボーの意志を知ったウッディは、これまでジェシーやブルズアイ、ギャビーギャビーを「一緒に行こう」と誘ってきたにも関わらずボーには投げかけなかった。

 

『ウッディなんで誘わないだよぉぉ!!』

 

って、何度も心の中で叫びましたが、ウッディは悟ってしまったんだと思います。

 

アンディには自分を必要とされていたのにボニーには飽きられてしまった…アンディとの「大切にして欲しい」という約束もあったのに、ボーを無責任に連れて行って自分と同じ思いをさせたくはなかったのかもしれない。

(恐怖心と言うと大袈裟かなぁ。。)

 

そんなウッディの想いを汲み、「彼女は大丈夫だ」と言えたのは、他の誰でもない、バズしかいなかった。

このシーンは今作の頼りないバズから、相棒の背中を押した大逆転サヨナラの男でも惚れる感動的なシーンでした……(ˊ̥̥̥̥̥ ³ ˋ̥̥̥̥̥)

 

当のウッディも最初は「彼女」=「ボー」のことだと思っていましたが、それでもボニーの元へ行こうと誘うのではなく「子供に遊んでもらえなかった沢山のオモチャたちを救いたい」という想いが、新たな旅立ちを決断したのかなと感じました。

 

 

つい直前まで「忠誠心だ!」って言ってたのに、心変わりって凄い()←

 

でも、それって自分ら大人もなにかキッカケがあって意見が180度変わることってたくさんあると思います。

 

ウッディの中での大きなキッカケは相棒のバズからの言葉で、バズ以外の仲間からではキッカケにはならなかったかもしれない。

 

そして「親心」にも似た感情から、ウッディを子離れさせた、とても深いシーンとも思いました。

(※個人の解釈です)

 

 

ボーを仲間の元へと連れて行ってみんなといつまでも幸せに暮らしました❤では、つまらない結末だったかもしれないし、時代が変われば結末も変わるのはディズニー映画の中でもしょっちゅうあったこと。

 

「これもひとつの結末」と割り切るかどうかはもちろんそれぞれだと思いますが、バズの深すぎる台詞と、ウッディの思いがけない選択は、これまでのトイ・ストーリーシリーズを改めて『最初から見たい!!』と思わせてくれたし、4を観にきて本当によかった!!

(同じくそう感じた人が多かったら嬉しい)

 

 

 

シリーズの悪役たちについて

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今回のトイ・ストーリー4では、『ゴミから生まれたフォーキー』と、『1度も子供の元で遊ばれることがなかったギャビー・ギャビー』という両極端な登場キャラクターがとても印象的でしたね( ॑꒳ ॑ )

 

「子供に遊んでもらえることがオモチャの最大の幸せ」でありながら、2では転売屋()が描かれ、3ではパワハラ()が描かれてきました。

(※個人の感想です。)

 

トイ・ストーリーシリーズは大人の視点で観ても楽しめるシーンがとても多くて、映画として重要な「悪役=ヴィラン」が、1ではオモチャを虐めるシド、2ではニワトリおじさんという人間が悪役でした(ザーグも居たけど!)。

そして3ではロッツォ、そして今回の4ではギャビー・ギャビー。

 

それぞれのストーリーで全く異なる展開でしたが、中でも「子供に遊んでもらえることの幸せ」を1度も知ることなく何年も過ごしてきたギャビー・ギャビーには1番心を打たれましたね。。。

 

不良品だからと言って処分せずに大切に保管してきたアンティークショップのおばあちゃんもとても素敵。

(アンティークショップならではなのかもしれないけど。)

 

 

トイ・ストーリーシリーズの違和感

ところでトイ・ストーリーシリーズを見ていると思ったのが、子供って世界共通でなんでも「拾って」くるんですね(^^;

 

日本だと「元の場所に戻しなさい!」か、「交番に届ける」の2択な気がするんですけど、『子供が拾ったオモチャはその子供のもの』というのがアメリカのスタンダードなのかしら、、、(笑)

 

ここは突っ込んだらお話が続かないのでしょうがないのかな、、、(笑)

 

 

ということで、4を見てからここまで書き上げるのに10日もかかってしまいました←

 

4はまた近いうちに観に行くかもしれないし、感想も全然変わってしまうかもしれない。

 

何となく、ブログに書きたかったことは書けたと思うのでこの辺で。

 

 

皆さんの感想もリプで貰えたら嬉しい!( ॑꒳ ॑ )

 

 

それでは、(・ω・)マタネ✋