アンバサダーホテルの人気キャラクターダイニング、シェフミッキー。
WEB予約も激戦ですが、今回は11/18のミッキー・ミニーデビュー90周年という縁起の良い日に幸運にも行くことができました(∩´∀`∩)
なかなか行くことも出来ないので、ワンショ(キャラクターのみの写真)も失敗できないですよね。。:( ;´꒳`;):
そんな中で、読者の方から『キャラは明るいけれど背景が暗くなってしまったり、ちゃんと背景も明るく撮れることもあったり設定が安定しない…』とのご質問を頂きました。
という事で、今回は設定方法の違いで背景の明るさがどのように変わるのか、自分なりに説明してみたいと思います( ॑꒳ ॑ )
使用機材
Canon EOS6D
EF35mm F2 IS USM
Nissin i60A(ガイドナンバーは60)
Nissin ニッシンデジタル i60A キヤノン用【NAS対応】(Air10s対応最新ファームver.7-4)
- 出版社/メーカー: ニッシンジャパン株式会社
- メディア: 付属品
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今回自分が使った機材は、Canonの純正単焦点レンズと外部ストロボになります。
(最後にKissX5とキットレンズでの撮影例も載せております)
カメラ→SS1/180,F2.8,ISO200
ストロボ→マニュアルで1/4
(斜め後方に天井バウンス)
キャラクターは十分明るく撮れていますが、背景が暗い、と言うよりもむしろ【黒い】ですね( ̄▽ ̄;)
もちろん、写真として失敗ではないと思いますが、せっかくなら背景も明るく撮りたいですよね。
設定を少しだけ変えて、ミッキー先生に登場頂きます( ॑꒳ ॑ )
カメラ→SS1/180,F2.8,ISO400
ストロボ→マニュアルで1/8
(こちらも斜め後方に天井バウンス)
変更点のポイントは2つ。
1枚目のデイジーさんからISOを200→400まで上げて、ストロボの光量を1/4→1/8に下げてみました。
背景の明るさが明らかに変わっていますね(* ॑꒳ ॑* )⋆*
※ストロボの光量はガイドナンバー(最大発光量)によって異なりますので、今回の設定はあくまでも参考程度に。
なぜストロボの光量を下げたのに背景が明るくなったのか?
テーマパークではストロボを真っ直ぐキャラクターへ向けて発光させると、キャラが眩しがってしまったり、コントラストが強くなりすぎて「いかにもストロボを使いました!」という仕上がりになってしまいます。
(※もちろん禁止行為ではありません。TDR公式カメラマンさんは皆さん直射してます。)
天井バウンスは明るさにムラが出来にくく、とても自然な仕上がりになるという利点があります。
今回のように天井へ直角ではなく、後方へやや傾けてストロボの光を逃がしていますので、キャラクターよりも後ろの背景に光が届かないという事象が起きます。
なんでも万能な天井バウンスと思われがちですが、カメラ側の設定とストロボの設定はバランスが大事、ということですね(* ॑꒳ ॑* )⋆*
もちろんISOの代わりにシャッタースピードやF値を明るくしても同じ効果が得られます!
失敗しないためのコツは
- ストロボなしでカメラの設定を明るくしておく
- ストロボを普段より弱めて微調整
この2点です(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )ƅ̋
さて。
「そんな高級機材だったらそりゃ明るく撮れるよ!」
という声も聞こえてきそうですね(笑)
なので過去に初級機で撮影したものを最後にご紹介しますヾ(゚∀゚)ノ
Canon EOS KissX5
EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS
Nissin i60A
カメラ→SS1/30,F3.5,ISO400
ストロボ→マニュアルで1/8
いわゆる一眼レフの初級機にキットレンズ、そしてこちらも外部ストロボで天井バウンスして撮影しています。
Kissシリーズはとても軽いのが特徴ですので、シャッタースピードを1/30まで遅くしてもブレることはほとんどありません。
単焦点レンズや高級なフルサイズ機じゃなくても、背景は充分明るく撮れますので、ぜひトライしてみてください(* ॑꒳ ॑* )⋆*