One's Shot

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【夜景撮影】TDSのクリスマスを一眼レフで撮ってみた

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クリスマス本番まで1週間を切りましたね٩(•ᴗ• ٩)

 

皆さんもうご予定決まってますか??

 

自分はクリぼっちイン、決定致しました←

 

 

さて、好評頂いている一眼レフ設定シリーズですが今回は風景写真、夜景撮影編を紹介したいと思います。

 

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今回の使用機材はサブ機として使っているCanon EOS KissX5と、標準キットレンズのEF-S18-55mm F3.5-5.6 ISです。

 

夜景撮影って高い機材じゃないと撮れなくない!?

 

あんなCGみたいな写真どう撮るの!?

 

と、思われがちですが。

 

KissX5だって発売当初は高級機材ですよ….!(・‘ω・´;)笑

 

AFスピードこそ最新機種には劣るものの、風景撮影においては止まってるものを撮るだけなのでAFスピードはあまり関係ないですしね٩(•ᴗ• ٩)

 

ということで、各種設定と撮影方法をまとめていきます!

 

夜景撮影で大事なのはホワイトバランス

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あくまでも個人的な意見です。笑

露出(明るさ)ピクチャースタイルももちろん大切ですが、撮影環境によって設定は大幅に変わっていきます。

 

自分が初めて夜景撮影をした時に(ここは失敗したな…)と思ったのがこの、ホワイトバランスでした。

 

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約2年前の一眼レフを始めた当時の写真です。

イースター2015の文字が懐かしいですね。。笑

 

オートで撮ると、↑のようにオレンジが強すぎます( ̄▽ ̄;)

温かみがあってもちろんいいとは思うんですが、建物上空にも電球の色が影響してしまっているのでもう少しその場でホワイトバランスを調整すべきだったと反省。

 

 

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なので今回の撮影では、ホワイトバランスをガラッと変えてみました。

温かさはありませんが、凛としていて引き締まった雰囲気に٩(•ᴗ• ٩)

(もちろん写真としての「正解」はありません。そして今回の記事で使ってる写真は全て編集やRAW現像と言った加工は一切していない撮って出しです。)

 

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ホワイトバランスの設定は、大きく分けて二つの設定画面があります。

 

  1. まずは大まかな雰囲気を「オート、太陽光、日陰、曇り、白熱電球、白色蛍光灯、ストロボ、マニュアル」と言った項目からケルビン(K)と呼ばれる色温度を選択します。
  2. 次に「ホワイトバランス補正(WB補正)」を設定します。Blue(青)、Amber(赤)、Mazenta(紫)、Green(緑)の四方向に十字キーで移動して好みのバランスに変えます。

 

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今回の写真は「白熱電球(3200K)」と

 

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WB補正で「Blue+2」〜「Blue+6」で設定しました٩(•ᴗ• ٩)

 

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2.のホワイトバランス補正は、メニューの「WB補正/BKT補正」から選択します。

 

Canon以外のメーカーをお使いの方は、各メーカーのトリセツをご確認ください。。(-∀-`; )

※BKT→ブラケティングと読みます。

 

WBの補正する幅はホントに好みですけど、注意するのは1.でオートホワイトバランスを選択したまま2.のWB補正を使わないこと。

 

夜景撮影においてはあまり意味がないので。。笑

 

ピクチャースタイルの設定

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ここはシンプルに、風景モードで行きましょー。

簡単に各項目を説明すると、

 

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  • シャープネス→くっきりorふんわり
  • コントラスト→明るい部分と暗い部分をハッキリさせる
  • 色の濃さ→色の濃さ()
  • 色合い →人物の肌を赤くするか、黄色くするか

 

ピクチャースタイルについては書きたいことが山ほどあるので、別記事をまたアップしたいと思います!(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑

基本的に風景モードのデフォルトのままでOK。

 

次はいよいよ、露出(明るさ)の説明に移ります。

 

意外と簡単!長時間露光を覚えよう

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シャッタースピードは一般的に(舞浜界隈では)1/60~1/500を使うことが多いかなと思いますが、夜景撮影はとにかく暗いので大変です。

 

明るい電飾があってもISO6400まであげないと手持ちでは限界があるし、そしてノイズとの闘いが始まるわけです。。笑

 

TDRでは現在、三脚、一脚の類は一切使用禁止、持ち込みすらも禁止です(自撮り棒も一脚扱いで禁止ですよー!)。

 

なので石段やベンチ、時にはパークに設置されてるゴミ箱に一眼レフを置いて手ブレを防ぎます。

 

今回は薄めのハンドタオルをカメラの下に敷いて折りたたんだりしながらカメラに角度を付けて画角を固定してみました。

 

他のゲストの邪魔になるので

道のド真ん中でやらないように!!笑

 

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こちらが先程のタオルを敷いて固定撮影したヴェネツィアンゴンドラ前の写真。

 

Tvモード(シャッタースピード優先)

SS10秒

F14

ISO400

 

今現在で販売されている一般的な一眼レフカメラシャッタースピードが30秒〜1/4000まで設定できると思います。とにかく目いっぱいシャッタースピードを遅く!

 

そうするとF値も絞ることができるので画面全体にフォーカスを合わせられて、ISO感度も下がってノイズも気にならなくなります!

 

慣れてきたらマニュアルで撮影してもOKですが、(面倒なので)自分は常にTvモードだけで夜景は撮影しています(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑

 

花火撮影では「バルブ撮影」という方法も使われますが、今回は割愛します。

 

手ブレをとにかく防ぐために 

カメラを固定してシャッター押せばいいんじゃないの?

 

ってまさにそうなんですけどね(笑)

シャッターを押し込んだ時に既にブレてたりするんです。。(-∀-`; )

 

レリーズスイッチ(リモコン)やBluetoothなどで遠隔操作ができる人も、忘れた時のために目を通しておいてください。

 

  1. セルフタイマー
  2. ミラーアップ撮影

 

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この辺はサクッと紹介しますね。

セルフタイマーはその名前の通り。

長時間露光ではとにかく『振動』が天敵。

 

シャッターを押し込んだ一瞬が手ブレに繋がるので、セルフタイマーは重要なのです( -`ω-)✧

 

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ミラーアップ撮影は聞き慣れないかもですが、カメラ内部のミラー部がシャッターの瞬間に「カシャ」と動くのでその振動対策です。

 

物理的な原理が気になる方は、、ggってください(笑)

レンズを外してボディー内部のミラーを見ながらシャッターを押してみると分かります|´-`)

 

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最新機種はメニュー画面に大きく出ているかもですが、KissX5は『カスタム機能(C.Fn)』からミラーアップ撮影を設定します。

 

これで準備完了です(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑

 

いざ!東京ディズニーシー、冒険とイマジネーションの海へ!!

 

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PALAZZO CANAL

SS20秒

F11

ISO400

 

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American Waterfront

SS30秒

F14

ISO100

 

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Mediterranean Harbor

SS13秒

F13

ISO100

 

 

最後にどうしても手持ちで撮りたい!という方へ。

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SS1/10

F4

ISO800

両脇をガッチリと締めて固定し、ブレないようにシャッターを押してみてください。

F値やISOも変わりますが、頑張れば明るく撮れるので参考までに。

 

冬はとにかく気温も低くて、空気も乾燥しますよね💦

夜景撮影のあとは、ゆず湯に浸かって体を温めましょー(っ*´∀`*)っ

 

それでは!✋(・ω・)マタネ